岩田 昭男

定価: ¥ 1,470
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発売日: 2004-02
発売元: 実業之日本社
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たまには実家に帰って両親に顔を見せてやろうかと思う。しかし、田舎というのは超退屈なのだ。本の2~3冊は持ってかないと間が持たない。今回の帰省では「お金を貸す人 借りる人―カード&ローン儲けのカラクリ」を旅の友とすることにした。
JR上野駅から宇都宮線に乗る。幸い、上野発の列車なので席は座り放題だ。さっそく「お金を貸す人 借りる人―カード&ローン儲けのカラクリ」を取り出し、本の中に没入するが、馬鹿な子供が私の周囲で嬌声をあげている。いや、嬌声などという生やさしいものではない。
ここは動物園か?と言いたくなるほどの野放しぶりだ。親が見ていない隙に「お金を貸す人 借りる人―カード&ローン儲けのカラクリ」の表紙の角で奴らの眉間を思いっきりヒットしてやった。
借金との付き合い方
歴史によれば、成功した事業家が最後に行き着くビジネスは、金融業のようである。
本書は、クレジットカード,消費者向け貸し金業,銀行をはじめとした消費者金融が、どこで収益をあげているかを示すとともに、上手な付き合い方を書いたものである。とはいうものの、類似の本はいくらかあり、私自身、何かで読んだ事がある内容が、比較的多く見受けられた。
参考となったのは、外資系ファンドの買収された再生銀行や事業会社によって新設された銀行などが、銀行本体で、消費者貸し金業に参入していること。類似の商品は昔からあった(カードローン?)のかもしれないが、本書の視点で改めて見てみると、その新商品が、銀行,利用者双方にとってたいへん有用であると感じた。新規参入者が現れることの重要性すら感じた。
借金を実際にする・しないにかかわらず、人生にとって持っていて良い知識が書かれている本である。
